『立春』とは、”春の気配を感じる頃”という意味をもっているそうです。
とは言え、まだまだ夜の冷え込みは-10℃近くまで下がる栃木の里山です。
美しい季節の移ろいのなかで暮らしていても、そこに意識が無ければ春の気配も見落としてしまいます。
自然界の季節による変化はそれほど小さな小さな変化の毎日だということに気づかされます。
足元を見れば福寿草が咲いていました。毎年一番に咲く黄色い花です。
耳を澄ませば遠くで猫の声が聞こえました。いつも膝の上で丸くなっている飼い猫が今日はいません。
よなよな外出しているようです。春の気配に誘われて。